アコムの審査に落ちた原因は？審査は甘いのか厳しいのか口コミから解説！

アコムでの借入を考えるときに気になるのが審査の厳しさではないでしょうか。

また、実際にアコムに申し込む前に審査に落ちないコツを把握しておくことで、審査落ちを避けることもできます。

そこで本記事では、アコムの審査に落ちる原因や対策、実際に審査落ちした方の口コミを紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。

当記事の監修者

ファイナンシャルプランナー
鳥谷 威さん

大学卒業後、大手インフラ会社でご家庭の光熱費削減や新電力の提案業務に約4年ほど従事。
現在は【光熱費見直しFP】として活動中。
FPとしての実績は、個人相談業務、ライフプラン表の作成、中小企業への企業型確定拠出年金の導入、また日本FP協会でのアシスタント相談員も務める。また現役世代の人を中心とした長期での資産形成や、家計の見直しなどについても発信しています。 ＜保有資格＞FP®認定者CFP1級技能士、DCプランナー2級
鳥谷 威さん公式ホームページ

アコムの概要

アコムは、1936年に創業された三菱UFJフィナンシャル・グループに属する歴史のある日本の貸金業者です。

そしてアコムは、最短20分融資に対応しており、郵送物や在籍確認なしで利用できるカードローンです。

通常のカードローンのほかにも、「クレジットカード」「借り換え専用ローン」「ビジネスサポートローン」を展開しています。

※お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。

出典：アコム

アコムの審査基準

申し込み条件

アコムの公式サイトで公表している申し込み条件は以下のとおりです。

• お申し込み時に20歳以上の方。
• 安定した収入と返済能力を有する方。
• 当社基準を満たす方。

出典：アコム公式サイト

そのため、20歳以下の学生は申し込むことができませんが、20歳以上であればアルバイトやパートでも申し込むことができます。

一方で安定した収入が原則となっているので、収入のない専業主婦は申し込むことができません。

属性

アコムの審査基準のなかにある「返済能力」は、申し込み者の勤続年数や年収などの属性を判断しておこなわれます。

申し込み時に必ず、年収や雇用形態、勤続年数は必ず申告しなければなりません。

そのため、勤続年数が長く年収が高ければ、返済能力があると判断されて審査にも通過しやすくなります。

信用情報

アコムの審査では、申し込み者の属性だけではなく、過去の金融取引に関する信用情報についても確認されます。

信用情報機関を開示することによって、申込み者の過去の金融取引を把握することが可能です。

信用情報に載っている情報は以下のとおりです。

• 申し込み情報
• 契約の種類
• 契約日
• 利用状況
• 返済状況
• 強制解約
• 債務整理

基本的に申し込みに関する情報は半年間保存されますが、契約や債務整理などに関する情報は5〜10年ほど消えることはありません。

そのため、完済をしてすぐに情報が消えるわけではないということです。

アコムの審査に落ちる原因

属性が低い

アコムの審査に落ちてしまう要因一つ目は、申込み者の年収や勤続年数などの属性が低い点にあります。

収入が安定していない場合や月給が低ければ、審査に通るのは難しいでしょう。

また、雇用形態がアルバイトやパートの場合も審査の難易度は高くなります。

そのため、正社員で毎月の収入が安定しており、勤続年数が長ければその分審査にも通過しやすいものです。

過去に延滞や滞納している

過去に延滞や滞納をしているとアコムの審査に落ちる原因となります。

金融取引に関する情報は信用情報機関に掲載されているので、申告をしなくても審査によってアコム側は把握可能です。

クレジットカードやローン、携帯の分割払いなどの延滞や滞納した過去があれば、お金にだらしないという印象をアコム側はとらえてしまいます。

そのため、お金にだらしない人にお金を貸したいとは思わずに審査に落ちる要因となるでしょう。

債務整理をしたことがある

債務整理とは、借金を減額したり帳消しにしたりする手続きのことをいいます。

「任意整理」「自己破産」「個人再生」などの総称を債務整理といいますが、過去に債務整理をしたことがある方はアコムの審査に通過するのは難しいです。

例えば、自己破産では借金の返済義務がなくなる手続きなので、借入していた金融業者からしたら貸したお金が返ってこなくなってしまいます。

そのため、債務整理をしたことがある方に再度お金を貸しても返ってこないリスクがあるので、アコムに限らず大手のカードローンでの借入は難しいです。

借入額が年収の3分の1を超えている

日本では「総量規制」といい、賃金業者から借入できるお金の総額を上限する決まりが定められています。

原則年収の3分の1なので、他社との借入総額を合わせて年収の3分の1以上は借入することができません。

この総量規制は、賃金業者のみに該当するため、銀行系のローンは含まれません。

在籍確認がとれない

アコムでは、原則在籍確認をおこなわないとありますが、申し込み者の審査状況によっておこなう場合もあります。

万が一おこなった在籍確認によって、申し込み者の在籍がとれない場合、審査に落ちる原因となります。

基本的に在籍確認は、職場に電話連絡をして在籍しているのか確認しますが、「本社には在籍していません」と返答があれば申し込み者が嘘をついていることになるでしょう。

そのため、在籍確認がとれない場合もアコムの審査に落ちる原因となります。

申し込み情報に不備がある

在籍確認と同様に、申し込み情報に不備がある場合も審査に落ちる要因です。

アコムを含めるカードローンでは、申告した情報をもとに返済能力について審査をおこないます。

審査に通過したいからといって、事実とは異なる年収や勤続年数、職場などを伝えてしまうと審査に落ちる要因となるので避けなければなりません。

また、故意にではなく誤って入力した情報であっても審査に落ちる要因となるので、申し込む前に必ず確認するようにしましょう。

短期間で複数社に申し込みをしている

あまり知られていませんが、短期間で複数社に申し込んでいる場合も審査に落ちる原因となります。

カードローンなどの金融業者に申し込んだ情報は、実際に契約をしていなくても信用情報機関に6ヶ月間保存されるものです。

短期間での複数の申し込みは、「すでに審査に落ちる原因がある人」「1社や2社では借入金額が足りない」などと捉えてしまいます。

複数での借入は多重債務となり、返済能力も欠けてしまうでしょう。

また、短期間での複数の借入は不正利用の疑いもあることから、審査への通過率が下がってしまいます。

アコムの審査に通るコツ

借入額は少額にする

アコムに限らずカードローンでは、借入希望額が多額であればあるほど、審査も慎重におこなわれます。

融資額が多くなればなるほど、アコム側でもリスクを伴うので、返済能力についてしっかりと判断しなければなりません。

また、収入に見合った希望額を申し込むことも大切です。

年収に見合っていない希望額を申し込むことで、返済されないリスクがあると判断されてしまいます。

そのため、なるべく審査に通過したい場合は借入希望額を少額にするようにしましょう。

申し込み情報は正しく入力する

アコムの審査に落ちてしまう要因として、虚偽の申告があります。

実際に申し込む際には、名前・住所・電話番号・メールアドレスの基本的な情報から年収や勤続年数に関する属性、他社の借入状況を申告しなければなりません。

嘘の情報で申し込みしてしまうと、信用に値しないため、審査に落ちてしまいます。

そのため、審査の通過率を上げるためにも、申し込み情報はしっかりと確認して正しく申告しましょう。

少しでも属性をあげる

すぐに属性を変えることは難しいですが、正社員になる機会がある場合や年収が高くなる転職のチャンスがある場合は、属性を上げてから申し込むことをおすすめします。

アコムの審査では、返済能力を確かめるうえで属性は最も大切なポイントです。

しかし、近年ではアルバイトやパートでも借入できるので、年収が安定していれば大きく気にする必要はありません。

他社の借入を減らしておく

返済能力を確かめるためにも、他社の借入状況も大切な項目です。

他社での借入額が多ければ多いほど、アコムに返済できる余裕がないと判断されてしまいます。

そのため、少しでも審査の通過率を上げるためにも借入件数や金額を減らしてから申し込むとよいでしょう。

アコムの審査に落ちたときは？

他社のカードローンを検討する

アコムの審査に落ちた場合、他社のカードローンを検討するのも一つの手です。

現在何度も申し込みをして申し込みブラックの場合は、しばらく期間を開けたほうがよいですが、アコムの申し込みが1社目の場合は他社で借入できる可能性もあります。

実際に、アコムで断られたけどアイフルの審査には通過したなどといった事例も少なくありません。

一つのカードローンに落ちたからといって、他社でも絶対に断れるということはないということです。

そのため、アコムの審査に落ちた場合は他社のカードローンを検討してみましょう。

おまとめローン

他社の借入額が多い方でアコムの審査にとおらない場合は、おまとめローンを利用するのも一つの手です。

おまとめローンとは、複数社に借入しているローンを一つにまとめることをいいます。

借入先を1本化にすることで、月々の返済も1回となり、金利も抑えることが可能です。

おまとめローンでは、新たな借入をすることはできませんが、返済について悩んでいる方にはおすすめの方法となります。

債務整理

複数の借入があって返済に悩んでいる方は、借金の減額や帳消しをすることができる債務整理がおすすめです。

債務整理にもさまざまな種類がありますが、現在の借金の整理をすることができるので、借金に対する悩みを解決することができます。

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債務整理におすすめの安い弁護士・司法書士事務所ランキング10選！口コミや費用で比較

アコム以外のおすすめのカードローン

※1 申込状況によっては、20分を超える場合もございます。
※2 はじめての方のみ最大30日間
※3 Web申込みの場合、最短25分融資も可能
※3 21時（日曜日は18時）までのご契約手続き完了（審査・必要書類の確認含む）で、当日中にお振込みが可能です。一部金融機関および、メンテナンス時間等を除く
※4 Web経由で申込みされた方のみ60日間無利息を利用可能
※4 「60日間無利息（Web申込み限定）」、「5万円まで180日間無利息」、「30日間無利息」の併用不可
※4 レイクで初回契約の方が対象
※4 初回契約翌日から無利息適用
※4 ご契約額が200万円超の方は30日間無利息のみ利用可能
※4 無利息期間終了後は通常金利適用

アイフル

アイフルは、融資時間や30日間の無利息期間などほとんどのスペックがアコムと同じです。

そのため、アコムと似ているカードローンを利用したい方におすすめでしょう。

別の会社が運営しているため、アプリの仕様や月々の返済額など細かな点では違いがあります。

しかし、借入・返済できるATMもほとんど同じなので、おすすめできるカードローンです。

アイフルの口コミ【横にスクロールできます】

※1 はじめての方のみ最大30日間
※2 申込状況によっては、20分を超える場合もございます。

出典：アイフル

プロミス

プロミスは、最短20分融資※1が可能な点と30日間の無利息期間がアコムと同じです。

しかし、プロミスの場合最高金利が17.8%で借入限度額が500万円となります。

そのため、アコムよりも低金利で借入することができ、最短15秒事前審査※2で借入額を把握できる点がプロミスの魅力でしょう。

※1 お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
※2 事前審査結果ご確認後、本審査が必要となります。
※2 新規契約のご融資上限は、本審査により決定となります。

プロミスの口コミ【横にスクロールできます】

※1 お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
※3 お申込時の年齢が18歳および19歳の場合は、収入証明書類のご提出が必須となります。
※3 高校生（定時制高校生および高等専門学校生も含む）はお申込いただけません。
※3 収入が年金のみの方はお申込いただけません。

出典：プロミス

レイク

レイクも、申し込みから借入までスマホで完結するので、基本的な利便性においてはアコムと同じです。

上限金利も同じですが、レイクの場合は500万円まで借入することができません。

また、アコムは最大30日間の無利息期間なのに対してレイクは5万円以下の借入の場合最大180日間利息が0円になります。※1

そのため、無利息期間を重視するならレイクがおすすめでしょう。

レイクの口コミ【横にスクロールできます】

出典：レイク

※1 Web経由で申込みされた方のみ60日間無利息を利用可能
※1 「60日間無利息（Web申込み限定）」、「5万円まで180日間無利息」、「30日間無利息」の併用不可
※1 レイクで初回契約の方が対象
※1 初回契約翌日から無利息適用
※1 ご契約額が200万円超の方は30日間無利息のみ利用可能
※1 無利息期間終了後は通常金利適用
※2 Web申込みの場合、最短25分融資も可能
※2 21時（日曜日は18時）までのご契約手続き完了（審査・必要書類の確認含む）で、当日中にお振込みが可能です。一部金融機関および、メンテナンス時間等を除く

SMBCモビット

SMBCモビットが展開するカードローンは、金利はアコムと同じですが、融資時間や無利息期間が違います。

アコムの場合は30日間の無利息期間を設けていますが、SMBCモビットでは設けていません。

また、SMBCモビットは審査完了が最短30分※なので、融資を受けるまでに最短でも30分以上かかります。

しかし、SMBCモビットでは所定の手続きをすることで返済にTポイントを使うことができるのが大きな魅力です。

大手のSMBCグループなので、安心して利用することができるでしょう。

※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。

SMBCモビットの口コミ【横にスクロールできます】

出典：SMBCモビット

オリックスマネー

オリックスグループが展開するカードローン「オリックスマネー」は、最短60分で審査が完了します。

アコムやこれまで紹介したカードローンと比較すると、審査時間が長い傾向にありますが、信販会社のなかではもっとも審査が早いです。

最高金利も17.8％と低く、カードレスを選択することで郵送物なしでアプリによって利用することができます。

スマホATMよりセブン銀行やローソン銀行で取引できるので、大手には劣らない利便性をもっているのでおすすめです。

オリックスマネーの口コミ【横にスクロールできます】

出典：オリックスマネー

アコムの審査に関する口コミ

他社での借入があっても審査に通過できた

他社から3社借り入れ合計50万でしたが
それでも22万借りれました。

当時4社から借り入れていて、当然返せなくなり、うち1社から訴訟を起こされてしまいました。
和解後すぐ再就職し、毎月少額づつ定額返済しています。
他3社も当然利用は停止され、毎月利息のみ返している状態でしたが、ようやく1社完済しました。
利息が高い1社を早く完済したくて今日ダメ元でネットから申し込みしてみました。
信用状態も最悪なのに借り入れが出来ました。

出典：みん評

なかには、他社での借入がある状況でもアコムの審査に通過している方もいました。

必ず全員が審査に通るわけではありませんが、他社での借入があっても属性が高く年収の3分の1以上の借入でなければ審査に通過するかもしれません。

他社で断られたけど審査に通過できた

他社をいくつも断られてアイフルもだめだったらどうしようと困っていましたが、ここはパスできました。担当の人の感じも良かったです。きちんと返済していたので限度額も増額されていきました

他で審査が通らない時でもアコムさんは詳しく事情を聞いてくれて審査がとおり非常に助かった経験があります。

出典：みん評/ヤフーファイナンス

他社の審査に通過できない方であっても、アコムの審査に通過している方もいます。

アコムの前にどのくらい申し込みしているかによって変わるかもしれませんが、申し込みブラックであっても挑戦してみてもよいかもしれません。

即日融資を受けることができた

店舗に出向いて、しかもそこで長い時間をかけて借りるイメージだったのに、今はすぐにネットで契約できるんですね～。30分くらい返事が来て契約できました。スピーディーな対応で良かったです！

ネットで簡単に申し込めました！電話の対応も丁寧で、申し込んだその日に入金があり、急いでいたので本当に助かりました。

出典：みん評

アコムの公式サイトでは、最短20分融資と謳っていますが、実際に30分くらいで契約できた方もいます。

ほとんどの方がその日に借入できているので、お急ぎの方にはおすすめのカードローンでしょう。

審査に落ちた

安定収入…返済能力…主婦、学生でもと書いてあるけど審査落ち。
本当にブラックの方にン＋万貸すのか？
因みに大学生でバイト4年目審査落ち。

バイト学生には無理。
審査落ち。

出典：みん評

もちろん、審査なので落ちる方も数多くいます。

その中でも、アルバイトの方の審査通過率は低い印象を受けました。

大手企業の正社員でも審査に落ちている方もいるので、必ず審査に通る条件が難しい印象です。

しかし、正社員で他社での借入が一切なく、クレジットカードの利用状況もよい方は、審査への通過率も高くなります。

アコムの審査に関するよくある質問

アコムの審査は難しいですか？

アコムは消費者金融となるので、銀行や信販会社のカードローンと比較すると審査が甘い傾向にあります。

しかし、アコムを含めるカードローンでは必ず審査がおこなわれるため、返済能力のない方に貸付はおこないません。

そのため、ほかの銀行系などのカードローンと比較すると審査が特別難しいわけではありませんが、ある程度の収入と信用情報は必要です。

アコムの審査でどんなことがチェックされますか？

アコムの申し込み条件としては、20歳以上で安定した収入と返済能力がある方となっています。

そのため、審査の際には安定した収入や返済能力があるのかチェックされるものです。

正社員で他社での借入がなければ、審査への通過率は高くなるでしょう。

アコム審査どのくらいかかる？

アコムは最短20分融資が可能のカードローンです。

実際に申し込みした方は、その日のうちに借入できている方も多いので、審査に時間はかかっていません。

あくまで最短では20分ですが、1時間程度かかると思ったほうがよいでしょう。

アコムの審査まとめ

今回は、アコムの審査について紹介しました。

アコムは銀行カードローンなどと比較すると、審査が特別厳しいわけではありません。

しかし、ある程度の返済能力が必要なので、他社での借入金額や件数が多い場合や、年収が低い場合などは審査に通過するのは難しいです。

アコムの審査への通過率を少しでも上げたい場合は、少額希望で入力する項目は嘘なく申告するようにしましょう。

万が一アコムの審査に落ちた場合は、他社でのカードローンを検討することをおすすめします。